ご紹介するのは白石IC(東北自動車道)から約20分、蔵王国定公園エリアの西南にある南蔵王野営場です。(キャンプしたのは5月です)
近隣の白石市はエリアを代表するヨークベニマルやイオンなどスーパーも多く、小高い丘を20分ほど登ると蔵王方面に広大に広がる国有林がキャンプ場として整備されています。
場所
かなり山深いところにあります。大自然感がスゴイです
利用時の注意事項
利用する際に1点注意するのは、利用日の1週間前に事前の申請が必要なことです。
我が家は事前に公式ページ記載の電話で空き状況を確認後、利用申請(様式一式は公式HP内にあります)をメールで添付しました。
管理棟で受付を済ませて金額を聞くと、なんと我が家は小学生の引率扱いで施設利用は無料!一般は800円、青少年は無料とのことでした。一手間かけた甲斐があった〜。
通常は学校の林間学校や企業の研修、大学でのレクリエーションなど団体利用がメインとのことです。
今回はGWの利用でしたが、シーズンオフや高規格キャンプ場ではないとの理由で予約もまばら、我が家だけで1つの炊事場/トイレ、5区画を自由に自由に使っていいとのことで豪華な設定に心躍ります。
広大な敷地に広々とキャンプができる!キャンプ場サイトはブナなどの林が連立した中なので風も防げ、焚き火も楽しめそうです。
ですが。。このあと炊事場やトイレなどの施設を見てもっと驚くことになります。。
炊事場・トイレ
炊事場はきれいに整備されていて屋根付きです。お湯は出ません。とても広いです。
堅牢に作られた水洗トイレはシャワーと併設された室内仕様で大変きれいでした。
室内は鏡台つきの手洗い場もあり、これは身支度に嬉しいし、ドアも完全に閉められるので虫の進入も防げて清潔でした。
テントサイト
1区画はアメドMを張れば一杯と小さめです。
テント周りは、ブナ林の間を雪解けの小川が流れ、フキノトウやカタクリなど山野草も沢山見られます。
水がきれいなのでブトが朝と夕は一時的に出ています。我が家はハッカスプレーなどで対策しました。
我が家以外の利用者がいなかったため、テントの前で食事をとりました。
キャンプ場から北側には水芭蕉の群生地がひろがり、散策にもよさそうですが、私達の訪れる1ヶ月前には熊の出没があったそうです。ただ、熊もキャンプ場の人の話し声やラジオ音などは警戒するので心配はない、とのこと。魚つかみや沢登りといったアクティビティも夏場は楽しそうです。
キャンプは夕方から冷え込んできたので地酒と刺身で一杯です。
温かいあごだし鍋をつつきながら焚き火で暖をとりました。冷え込むキャンプでは鍋が一番!
森の中はとても静かで、星を眺めながら夜は更けていきました。
キャンプ場がほぼ貸切で灯りがひとつもないのでいつも以上に焚き火のありがたさを感じます。あったけ〜( ´ ▽ ` ) pic.twitter.com/3okUY0HHPY
— ハシモ (@hashimo_camp) 2019年4月29日
周辺施設のご紹介
蔵王酪農センター「チーズキャビン」
試食でクラッカーとクリームチーズが食べ放題です。美味しすぎて止まらず、購入しちゃうこと必至です(^_^;)
雰囲気のある昔ながらの温泉です。無料の足湯も楽しめます。