秋の新蕎麦の季節ですね。
そう、この時期は池田の名店「のあみ」の季節の蕎麦が面白いのです。
阪急宝塚線池田駅からすぐ、国道176沿いにちょこんと間口がのぞく、蕎麦の名店「のあみ」さんをご紹介します。
のあみさんは渋い町屋風の建物で、店内のカウンターはいつも天ぷらを揚げる美味しい音や蕎麦を茹でる湯気が見えて活気があります。
2階は小上がり風の掘りごたつ座敷がふたつ、テーブルが2つ。
店内はいつも洋楽のオールドミュージックが流れています。
今日は2階のテーブル席に。テーブル横には蕎麦打ちの部屋があり、粉のついた蕎麦打ち台が見えます。
壁には季節のおすすめ蕎麦が2種類張り出されているはず、、お、今回は「新そば打ち始めました」も見えます。季節の蕎麦は邪をはらう柑橘「じゃばら」を使った「じゃばらそば」。
それとすり下ろした蕪を薬味にする「くれつぼおろし蕎麦」、あの有名グルメ漫画でも紹介された、とな。漫画大好きの妻曰く「くれつぼって岩手県にある地名で「暮坪カブ」のこと。
小さな大根みたいな見た目なんだけど、おろすとカブなのにすこし辛みがあって、主人公の父で超グルメな美食家が気に入るってハナシがあったよ。」
なるほど。妻はくれつぼ、外歩きで少し寒さが染みてきた僕はかけを。ここは天ぷらもサクサクでホントにおいしいから、天ぷら盛り合わせも頼んじゃいました。
温かい蕎麦茶を飲みながら待ちます。
最初に運ばれてきた天ぷらは海老にサツマイモ、赤玉ネギに、サラダかぼちゃ、ししとうやミョウガもあります。さっくさくでおいしい~。
かけは澄んだ出汁に風味のいい細切りの蕎麦が良いあんばいです。シンプルにおいしい!
季節の蕎麦、くれつぼおろしは薄い蕎麦色でしゃっきり食感、そばつゆにいれたカブの辛みが爽やかです。
天ぷらと蕎麦、美味しいの二重奏を楽しみながら食事をすすめます。
最後に妻は蕎麦湯を所望。蕎麦の器と合わせた蕎麦湯入れも素敵です。
最後まで楽しめる、季節の蕎麦「のあみ」のご紹介でした。
基本情報
場所 :大阪府池田市菅原町6-7
電話 :072-751-1429
営業時間:11:30~15:00(L.O.14:45) 17:30~22:00(L.O.21:30)
定休日 :月曜、第3火曜
客席 :31席
駐車場 :なし(近隣にコインパーキングあり)
前回の「のあみ」さんのレポはこちらです。参考になれば~。