キーワードとしては聞いたことがあったマインドフルネス。
僕の認識は、スティーブ・ジョブズがやっていたなんだか怪しい瞑想、というレベルでした(お恥ずかしい。。)
調べてみるとGoogle、Facebook、Appleといった超有名企業で
「ストレス低減」
「集中力向上」
「創造性向上」
などが期待できるとして社内で推奨されています。
先日、マインドフルネスを体験する機会があり、誤った認識が一層されたのと
しばらく続けてみたいなと思えたので、体験記をレポします。
そもそもマインドフルネスってなに?
これらのサイトが分かりやすかったのでリンクをはります。
簡単に言うと、マインドフルネスとは「”今ここ”にただ集中している心のあり方」のこと。
スポーツ選手が絶好調の時に「ゾーンに入った」という言い方をすることがありますが、その状態に近いと考えるとわかりやすいかもしれません。
雑念を持たず、リラックスしてただ今だけに集中して研ぎ澄まされている状態。無理していないのでストレスもありませんし、最も自分の力を発揮できる状態でもあるわけです。
マインドフルネスとは、そんな状態のことや、それを目指すプロセスのことを指します。
モチラボから引用
「瞑想」を意味し、“集中”や“気付き”などを得るために心を整えた状態
TUNAGさんから引用
マインドフルネスの体験内容
体験時間は1時間半ほどでした。
実施したことは、講師の声に従って意識して深く呼吸することだけです。
ポイントは意識して呼吸することです。
集中できるように目を閉じて深く呼吸を繰り返します。
はじめはただ深い呼吸。その次は、吐く息の方を少し長くしての呼吸。
とにかく呼吸だけを意識します。
うまく出来ているかなといった自分への評価や、このあとの仕事が大変だなとか他のことは一切考えないようにして、とにかく呼吸に集中します。
続けること10分間
僕の場合は、深く呼吸を続けるうちに脳がフワフワした感覚になり、体がだるくなりました。
また、肩や腰などコリがあるところをより感じました。
後で講師と話をすると、意識して深く呼吸を行う事で普段以上に体の隅々まで酸素が取り込まれているときに感じる方がいる事象とのこと。
だるさやコリを感じられたのは、普段の緊張状態から解き放たれたことで体が実は感じている潜在的な不調だそうです。
その後、体の各パーツに対して意識して空気を送り込む呼吸法や腕を前や後ろに伸ばしながら深く呼吸するなどトータルで1時間半ほど呼吸だけを意識する時間でした。
マインドフルネス体験の感想
これまでの人生でここまで意識して呼吸をしたのは初めてでしたが、続けるうちに指の先、足の先まで血が巡っていくのがわかりました。
最後の方は体と心の大きさが合ってくるというか、フィットするというかそんな感覚になりました。
感覚として似ていたのは、クライミングで抜群に調子がいいときかなぁ。
クライミングをやっていると、たま~に(ごくたま~に)抜群の成果を出せることがあります。
そんなときの登りだし直前の体調と感覚が似ています。
当時は今日は体の調子がいいなとか、ラッキーだな、とかそんな風にだけ考えていましたが、思い出してみると、登る前に深く呼吸していつも以上に意識を集中できていたのかもしれません。
また深く呼吸することで体の先端までしっかり酸素を送り込めて、パンプアップ(腕がパンパンになり、よれてしまうこと)を遅らせていたのだと思います。
今後について
日々、1時間半かけてマインドフルネスを行う事は日常生活では難しいですが、一日5分(時間は集中できるならいつでも)、意識して深く呼吸を続けるだけでも心と体のバランスは整ってくるとのこと。
この日は夜に実施しましたが、その後の体調や心の落ち着きがよかったんですよね〜。
それになぜか翌日の目覚めが抜群だったので、しばらく続けてみようと思います。
ご参考
僕が受講した研修とは異なりますが、オンラインで学べるマインドフルネス研修もあるようです。
慣れないと自分1人ではなかなか出来ないと思いますので、参考になれば。