数年前に有馬温泉でお香の専門店を見つけたことから、我が家ではリフレッシュにお香を焚いています。
先日も山椒を求めて(温泉にも入らず)有馬に行き、お香を買い足して来ました。
旅先でも気に入ったものがあれば買い求め、自宅で楽しんでいる「お香」についてのご紹介です。
あるお宅を訪問した際に玄関でふんわりと香ったのがお香との出会いでした。
エアリフレッシュナーや消〇力のよくある強い香りではなくて、線香よりもまろやかでやさしいかおりが足つきのお香入れから香っていました。(その入れ物が「香合(こうごう)」と言う名前だと知ったのは後になってからでした)
玄関先で良い香りがするのはとても心地いい、そんな経験から、うちでもやってみよ、とつながるわけです。
あまり敷居を意識せずに簡単なお香立てと少し欠けてしまった小皿、うちではお気に入りながら欠けてしまった有田焼の小皿を受け皿にして、お香を立てます。
火を付けて炎を消したものを掃除後の玄関や夜更けのリビングで楽しんでいます。
面白いものでは紅葉を見に行った京都東山「永観寺」で名宝、見返り阿弥陀如来さまのお姿が出てくるものなどがありました。旅先で見つけたお香を楽しみながら、思い出を振り返るのもいいですね。
ごく最近では有名紅茶店「マリアージュ・フレール」のお香や神戸のチョコレート店メリーチョコレートからはチョコレートを楽しむためのお香、も発売されているそうです。香道や茶道、寺院だけでなくて色んな楽しみ方が生まれているんですね。
また、コロナ下の現在、お香の浄化効果にも期待したいです。浄化とは「身辺の穢れや邪気などマイナスの気を取り除き、浄化する」という意味ですがスピリチュアル的な意味合いにおいての浄化だけでなく、除菌・殺菌効果のある成分が配合されている物もあるとのこと。
文字通り空気を浄化する意味もこめつつ、しばし香りを楽しんでおります。
以上「お香」のお話でした。