小学生低学年を連れて富士登山に行ってきました。車での移動から山でのコースタイム、予算感など子供連れで富士登山を検討されている方の参考になればと思います。
富士山はなんといっても日本一なので、テレビや雑誌によく出てきます。
子供がメディアで富士山を見る度に、ここにいったよねーとか、よく登ったよねーとか、そんな話になります。話してる時の子供はちょっと自慢気です。自信になったようですね。
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登山ルート
富士宮口ルート
日程
8/上旬 二泊三日
小学生と一緒なので、弾丸ツアーとかではなく時間に余裕をもった日程を組みました。
一日目:移動 + 富士山八合目池田館
二日目:頂上 + 下山 + 近場のホテルで一泊
三日目:帰宅
参加メンバー
・ハシモ家(大人2名、小学2年1名、小学1年1名)
※大人2名は登山経験が豊富。子供達は六甲山、伯耆大山で登山を経験済
・友達家族(大人2名、小学3年1名、小学1年1名)
予算
交通費(関西から富士)、宿泊費(山小屋とホテル1泊づつ)、食費(打ち上げ含む)をすべて込みで1家族9万円ほど。
下山後すぐに帰るとか、食費を抑えるとかもっと頑張れば7、8万くらいにはなると思います。
一番高いのは山小屋代です。
大人・子供に料金設定に違いはなく、一泊+夕食付きで4人で3万円です。ちょっとええとこの旅館に泊れる値段ですね。まぁ、富士山のど真ん中で寝泊まりするのも贅沢っちゃぁ贅沢か。。
コースタイム
一日目:(登山口から八合目までは4時間半。850Mアップ)
5:00 中国豊中インター 出発
11:00 水ヶ塚公園駐車場 着
11:30 シャトルバス乗車
12:20 富士宮口 5合目着(標高2400M)
12:40 登山開始
12:55 六合目 雲海荘着(標高2493M)
14:10 新七合目 御来光山荘着(標高2780M)
15:40 元祖七合目 山口山荘着(標高3010M)
17:00 八合目 池田館着(標高3250M)
夏山登山はマイカー規制があり、富士宮口から登山する人は水ヶ塚駐車場に駐めてシャトルバスに乗車します。
富士宮口のバス駐車場に到着しました。
階段を上がるとすぐに土産物店があります。この場所ですでに標高2400Mです。
少しだけ体を慣らして出発します。
8月で下界は30度を超える気温でしたが、さすが富士山。五合目でも18度で涼しいです。
この看板から登山開始です。
この辺りは黒土と低木があります。
なだらかな道を少し歩けば。。
すぐに雲海荘へ到着です。登山口から15分ほど。
たくさんのお土産や、焼き印用の木の杖が販売されています。
ジュースが涼しげです。ラムネも200円で購入可能。まだまだ下界価格です。
雲海荘を抜ければ低木も徐々になくなり、土と岩の世界になっていきます。
1時間ほど登れば新七合目(御来光山荘)に到着です。
この辺りから子供達がぐずり出します。アメやゼリーで気分を良くしたり、荷物を代わりに持ったりと、子供がくじけないような対処が必要です。
雲が近いです。
標高3000Mを越えました。
要塞のような風貌です。元祖七合目に到着。
上に見えるぽこっとした建物が宿泊予定の池田館(八合目)です。
完全にに雲の中です。太陽を遮るものがないので、帽子は必須です。
子供達が見つけた完全なるフライドチキンです。
ひたすら上に見える小屋を目指します。見えるのに中々近づいてこない。。
ようやく目の前に迫ってきました。
振り返れば雲の上です。
到着しました。八合目。今晩はここに宿泊して体を高度にならします。
小屋の中にはぎっしりと寝袋が並べられています。二段ベットのような構造で上下ともに人で一杯になりました。
夕食で出されたのはカレーと温かいお茶です。
甘めのカレーは子供達に大受け。大人は量的に物足りないかなぁといった感触です。
甘いカレーで疲れを癒やします。
明日はいよいよ頂上アタックです。
天候が悪くならないことを祈って、8時の消灯を前に全員撃沈しました。
朝早起きして、山登りして疲れてたんですね。。
続きます(近日公開)