小学生の子どもを連れての登山体験、今夏の集大成は北アルプス立山(富山県)です。
昨年の夏は富士山登山に挑戦し無事完登しました。その自信を胸に春夏と低山登山や体力作りのトレーニングをし、計画をたてて挑んだ立山登山の山行記です。
【行程】(8月お盆時期。休憩時間込)
1日目(15分):室堂(立山駅)-みくりが池温泉(宿泊)
2日目(7時間):みくりが池温泉-雷鳥沢キャンプ場-一の越-雄山-一の越-室堂
【メンバー】
大人 男2名、女2名
子供 小学生4年1人、3年1人、2年2人
【詳細レポ】(1日目)
立山登山の起点となる立山駅です。室堂までは自然保護のための交通制限があり、立山駅からケーブルカーとバスを乗り継いで入山することになります。
立山駅の周辺には無料の駐車場がたくさんありますが、夏のお盆時期は大変混み合います。早朝もしくは山行前夜など早めにアクセスする事をオススメします。
立山駅から終点の美女平駅までは7分ほどです。高角度でジェットコースターの登りのようでした。
美女平駅からはバスに乗り換えて室堂へ向かいます。車窓からは日本一の落差を誇る称名滝など見応えのある景色が続きます。バスの座席間はかなり広めに取られているためゆったりできます。車内は涼しくて快適です。僕も子供も即寝落ち…(^_^;)
アプローチの詳しい内容は運営会社さんのHPがありますので参考にして下さい。
終着の室堂ターミナルでは入山届けの回収を求められるので、予め書類を用意しておきましょう。
入山届の提出をお願いします。 | お知らせ | 立山自然保護センター
また完全ではありませんが構内売店である程度登山道具も販売されていますので、装備の最終チェックをしましょう。その日の天候状況や現場状況も広報されています、しっかり情報収集を行います。
室堂は立山駅より2000メートルほど高所にあるため、気温は10度以上低くなります。山行は真夏でしたが超快適な気温です!目の前には明日登る雄山がそびえます。
雄山から劔までのパノラマ、素晴らしいです。来てよかったー!気持ちいぃ〜! pic.twitter.com/NeGz4SRStk
— ハシモ@晩酌好きなファミリーキャンパー (@hashimo_camp) August 9, 2019
出発前に北アルプスの天然水「立山玉殿の湧水」で喉を潤します。冷たくて気持ちい〜ぃ。
今回は子供の夏休みの自由研究を兼ねています。北アルプスの天然水のpHや味を記録しました。
室堂からミクリガ池まではコンクリートで舗装された安全な道です。歩いて15分ほどでみくりが池温泉へ到着です。ここまででも高山植物もちらほらみることができますし、2,000mを越えた高地に青々と水をたたえた池や遠くの雄山、雪渓で十分に北アルプスを感じることができます。
写真奥の煙が出ているところは地獄谷です。火山性ガスの影響で現在は通行止めになっています。
みくりが池温泉に着きました。今日の行動時間は15分!短っ!!
カウンター前には日本秘湯を守る会の提灯があります。みくりが池温泉は日本一高所の天然温泉だそうです。お風呂の写真はありませんが、硫黄の香りがする白濁したお湯で気持ちが良かったです(*^_^*)。
今回宿泊した六畳一間の部屋です。山小屋でこれだけの広さがあることに感激です。アプローチも良いので山小屋というか旅館に近い感触です。
太陽は地獄谷の奥へ沈んでいきます。明日の登山に向けて気持ちが高鳴ります。
夕飯は5時半からと7時からの二部制でした。ご飯とお味噌汁はお替りし放題です。事前予約で子供用の夕飯も準備して頂けます。
朝は6時からバイキング形式ですが、早朝出発したい人向けに朝ご飯(パン弁当)を準備して頂けます。我が家はチェックイン時に依頼しました。写真は1人用です。かなりのボリュームです。
2日目に続きます。
今回参考にした山と高原地図です。雨に濡れても大丈夫で破れにくく、見やすいので重宝しました。小冊子として山の特徴や周辺の情報がまとまった別冊があるのも高評価です。この価格でこの情報量なら大満足です。