キャンプ中心のツイッターをやっいると週末はとても賑やかです。全国から焚き火や美味しそうなキャンプ飯のツイートが届きます。
ボクはファミキャンやグルキャンがメインですが、近頃心をざわつかせていたのはソロキャンパーさんのツイートです。バイカーの方が多いのですが、家族持ちであっても時間を作ってソロで行く方も見かけます。
当たり前ですがソロキャンは一人なので、焚き火のまったりタイムや食事のおいしさといった体験を家族や仲間と共有できません。
ソロキャンの先輩方のツイッターやブログによると、「自分の時間を好きなように使える」、「とにかく自由」、「家族や仲間の大切さを再認識する」など、ソロキャンプに行く理由は様々あるようでしたが、共通してにじみ出ていたのは、みんなとにかく楽しそうということです。
そんな楽しい事なら自分も一回やってみっかっ!ということで、家族に了解を取って(子供達には出張扱いにして(^_^;))ソロキャンデビューしてきました。
道具はファミキャン用なので車一杯に詰め込んでの実施です。
準備段階ではとくにファミキャンと変わりない気持ちでしたが、車に乗り込みいざ出発すると、何だかいつものキャンプより高揚している自分に気づきます。
今回は一泊だけですが、どこに行くのも何を食べるのも自分の意志一つです。逆に何もしないのも自分の自由です。車で1人になるとおぉ始まったとワクワク感が半端なく、これは新鮮でした。
キャンプ場で受付を済まし、いつもならさっさとテントを立てるのですが、今日はもっとゆっくりしたい気分でした。椅子だけ出してプシュっとビールをあおります。この選択に誰の口出しもありません。
いい感じにビールが回ってきたら1時間ほどかけてテントの設営です。先に一杯やっていることもあり、焦らずゆっくりできました。いつもなら早く吞みたい一心で汗かきながらシャキシャキ設営していたので、こんな順番もありやな~とひとり納得しました。
その後はテント場をブラブラしたり、ツイッター見たり、薪を集めたり、とにかくゆっくりした時間を過ごしました。
家でもテレビ見たり携帯眺めたりゆっくりした時間は過ごせるのですが、環境を変えてのゆっくりは質が違っていて、流れる時間がいつもよりスローで、よりリラックス出来た気がしました。満足感も高かったです。
ソロキャンって時間がゆっくりなんですね。テント張ってキャンプ場を散策して、まだまだ時間はあるので横になったり、じっくりツイッターながめたり。
— ハシモ (@hashimo_camp) 2019年1月16日
そろそろもう一杯いっときますか🍺 pic.twitter.com/rVGnDkZzdL
この日はソロキャンプの上に、キャンプ場は貸し切りでした。夜になると管理人もいなくなったので本当に一人。真っ暗なテント場の周りからは猿と思われる鳴き声が聞こえて不安な気持ちになりました。何があっても一人なので、焚火の前で酒を飲みつつもどこかで気は張っていたように思います。
そのせいで少し疲れたのか(ただの飲み過ぎだったのか)、いつもより少し早めにシュラフに潜り込みました。外気温は氷点下だったため、シュラフの暖かさは特別ありがたく感じました。いつ寝るかを決めるのも自分です。
まとめ
プライベートであっても、家族がいるからとか、明日は仕事だからとか、いろんな言い訳がついて選択に制約がつくことはまま有ります。ソロキャンだと言い訳の必要がなく、選択がより自由でそこに満足を感じました。(やってることはファミキャンと同じで、お酒飲んで寝るだけなのにね!)
選択の自由でいえば、ファミキャンであっても選択するのは自分なのでそこは変わらないのですが、より欲望のままに気の向くままに意志決定できるのがソロキャンの良さだと思います。
普段の生活だとなかなか難しいことが多いので、欲望の解放を求めて病みつきになってしまうのかなと自分なりにソロキャンに行く理由を結論付けました。
ま、理由はさておき「ソロキャンも楽しい」ことは分かりました。ファミキャンも楽しいのでうまく棲み分けしつつ、また行きたいと思っています。