炊きたてのご飯に昆布の佃煮をのせて頬張るおいしさ。あぁ、日本人で良かったと思う瞬間ですなぁ。
おにぎりの具材でも上位ですよね。僕も子供の頃はそうでもなかったのですが、三十路以降で一番好きな具材は昆布かなぁ。
そんな昆布ですが、今回紹介するのは我が家が通い続けて10年になる兵庫県須磨の「藤田昆布店」さんです。
妻のお母さんからの(たぶん今から20年くらい前)からの常連なのですが、紹介いただいて以来、すっかりファンになってしまいました。
藤田昆布店さんですが、場所的には須磨駅と須磨水族館のちょうど間くらいにあります。黄色い屋根が目印の小さな店舗です。
店内に入ると、利尻や羅臼、沢山の乾燥昆布が並びます。お店の中は甘くて、醤油の香ばしい、佃煮のいい香り。これだけで白いご飯が食べられそう。
昔ながらのショーケースには、甘口昆布、辛口昆布、松茸入り昆布、刻み昆布、しそ昆布、そしてきゃらぶきの佃煮と、艶やかな佃煮が並んでいます。
いろいろ試したのですが、我が家が買う佃煮は、甘口の昆布と伽羅蕗(きゃらぶき)と決まっています。事前に電話で注文して、受け取りだけ店舗でというのが毎度のスタイルです。
今回は追加で少し足してもらったので、目の前で昆布の佃煮をはかり、手際よく包装紙で包んでくれます。自宅用に大体200g、他を100gで3、4包みしてもらいました。
妻曰く、100gの個包装はちょっとしたお返しや、お礼に喜ばれるので、お使いものに良いとのこと。
佃煮の包み紙は藤田昆布店オリジナルのデザインです。
開けてみると昆布が舞っているように見えます。オールドモダンなテイストで素敵ですね。
こちらがお目当の塩昆布(甘口)です。甘口でない普通の昆布も試したことはあるのですが、ご飯にもお酒にも合って後を引くのは甘口かなぁ。
200gでこの分量です。大体2日〜3日で食べきってしまいますね。そのままアテとして食べるもよし…
ご飯と一緒に食べてもよしです!くぅ〜、昆布もご飯も止まらないっ!
もう一品はきゃら蕗です。
こちらの伽羅蕗はツヤッツヤのピッカピカで、食べると蕗の爽やかな香りが鼻に広がります。
柔らか過ぎず、キュムッとした蕗の食感が残っているのか大好きなポイントです。
藤田昆布店さんはおそらく通販などはされておらず、須磨のこちらの店舗しかないと思います。
味は保証しますので、お近くにお越しの際は是非立ち寄ってみることをオススメします。
忘れられない味になりますよ〜!
基本情報
場所 :兵庫県神戸市須磨区須磨浦通4-7-5
電話 :078-731-4230
営業時間:10:00~20:00
定休日 :不定休