ずっと気になっていた一角がありました。
大阪 池田市役所から西のエリアに昔ながらの長屋の集落があるのです。
長屋をリノベーションした店舗の集まる「菁菁苑(せいせいえん)」です。
菁菁苑は北摂を代表する商業都市であった池田の呼び名だそうです。
その中にあるおいしいステーキ屋さん「一夢庵」さんをレポしたいと思います。
何だかお肉がたべたいなあと話していて、ふと頭の引き出しから出てきたのは「一夢庵」さんです。長屋をリノベした一帯にある青いのれんのステーキ屋さんです。
いつ行っても若手の市役所職員や女性グループなど大人が出入りしている、あのお店にいこう!となりました。
駐車場はありませんので近くのコインパーキングにとめて歩きます。
のれんをくぐると、三和土があり、下足をぬいであがります。室内はあめ色の床板や砂壁、籠の花入れなどしっとり落ち着いた雰囲気の町家つくりです。
オトナの隠れ家っていいたくなるような、素敵な室内です。予約優先とのことですが、その日は昼過ぎということもあり運良く入れました。
席は掘りごたつ式になっていて、カウンター席以外からは坪庭もみられます。
お昼のお品書きは3つから選びます。
すぐ後ろのお客さんはみんなで牛すき小鍋、お肉と割り下をじゅうじゅうと焼く、甘くてジューシーな香りも魅惑的でしたが、今日はこれ。ステーキと、妻はたたき丼をオーダーしました。
あたたかいお茶を頂きながら待っていると、最初にステーキが。
ステーキのにんにくと肉の香ばしい香りがたまりません。
ステーキは特製ポン酢をつけて食べます。ほぼレアの仕上がりに良い塩梅の塩胡椒、しっかりした食感のお肉、ご飯もすすみます。
こちらは妻が頼んだ牛肉たたき丼です。
たたきは薄切りで柔らかく、お肉のボリュームもしっかりあり、たたきの下に仕込まれた、細かく刻んだレタス・貝割れが良い仕事しています。
お肉は赤毛和牛にこだわっているそうで、赤身の旨味がしっかりと感じられ、比較的脂肪は少ないため後口もすっきり、良質のお肉をしっかり味わうことができます。
食べたあと胃にもたれることなく、鉄板で焼かれたステーキなのに通常のステーキより洋服におい移りしてないような気がしました。
最後はサービスの和菓子とお抹茶を頂いて、本当に満足。
限定1組夜のコース「スペシャルディナー」もいつかいただいてみたいなあと思います。
駅からも近いし、雰囲気は抜群、ちょっとしたおもてなしや接待にもいいですよね。
以上、長屋をリノベしたステーキ店「一夢庵」のご紹介でした。
基本情報
場所 :大阪府池田市菅原町10-8
電話 :072-753-8177
営業時間:
【日、月曜】11:30~14:30、17:30~21:30
【水~土曜】11:30~14:30
定休日 :火曜
客席 :カウンター:4席、テーブル:4名✕5卓
駐車場 :なし(近隣にコインパーキングあり)