ようやく朝夕涼しくなってきたこのごろ。
秋を感じるのに最適な焼き物まつりについて書きたいと思います。
サンマに栗、サツマイモに、きのこ、そう日本酒のひやおろしなんかも良い季節ですね。秋の味覚を楽しむために、「器」に拘ってみませんか?
ちょっとお気に入りの皿や、ぐいのみでいただく食事はいいもんですよ。
丹波焼 陶器まつり
おすすめは、丹波焼きのこちらのおまつり
2018年は10月20日(土)、21日(日)の2日間に開催
丹波篠山陶器まつり
瀬戸、常滑、信楽、備前、越前とともに日本六古窯の一つで、古くから作られている陶器ですが、日常使いの器を主としています。
ですから、最近ではセレクトショップやオシャレな町中の雑貨店でも意外なことに、よくみかけますね。
特徴としては、代表的な丹波黒とよばれる墨色や丹波白と呼ばれるモノトーン。
そして白地にに自然の釉薬かかり、ツヤのある緑や黄色などの彩りが美しいシックなもの。温かみがありながら、上品な器はおかずを盛ってもケーキをのせても、ひとつ上の「ええもん」に見せてくれますよ。
さて、お買い物は陶器市会場に行きましょう。(陶の郷も会場の一つですが、ここはぜひ足をのばして会場へ。窯元から直接買い付けられるのと、クリエイターとの会話が楽しめます)会場は窯元ごとにたくさんのテントがならんでいます。
元々が日常の器、もしくは花器などですから、大型のものや高額ではない所も魅力です。色々みて回ってお気に入りを見つけましょう。
キャンプ前に立ち寄っています( ´ ▽ ` )
— ハシモ (@hashimo_camp) 2018年10月20日
丹波篠山 焼き物祭り pic.twitter.com/ANsYrA6yL0
そして、お気に入りを見つけたら、値段の交渉もしてみましょう。たとえば、7寸(20㎝)の平皿を買うときに何枚かまとめ買いをするのですこし勉強してくれないかな、とか。もしくは、最後の一枚なので、まけてくれませんか?など交渉してみることをオススメします。
ちなみに、僕のかんがえる良い器とは
- 手触りがいい
- なんとなく使い道(料理を盛ったところ)がイメージできる
- 見た目より軽い
特に「3.見た目より軽い」は、器好きな知人も同じ事を言っていて
あんまり重いとなかなか出番もない気がします。
そして、このお祭りのもう一つの特典、丹波篠山といえば「丹波黒豆」。
その枝豆は粒が大きく、噛みしめるとうま味がぐっとくる、おいしい枝豆の産地。ちなみにこの枝豆、解禁日が設定されており、10月初旬にならないと味わえません。
値段はスーパーの枝豆より張りますが、価値あるお買い物。枝付きで売っていますのでそのまま持ち帰り、ぜひ手間も楽しんで家でパチパチハサミで切って、塩もみし、グツグツ熱湯でゆでましょう。
また、丹波篠山は米処の酒処。「鳳鳴」の日本酒と秋刀魚なんていいですネ。
仕上げは丹波焼きのタンブラーなんかで秋味のビールをぐいっとやれば…。旬のものを、お気に入りの器とともに頂く楽しみ。
以上焼き物まつりのお誘いでした。