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簡単!手作り味噌の作り方とオススメ用品

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最新更新日:2018/3/24

 

健康にいい発酵食品のひとつとして注目されている味噌意外と簡単に作れます
我が家では毎年この時期に家族で仕込んだ味噌を、日々の食事に活用しています。


気温が低く、乾燥している1月から2月は雑菌が入りにくく、また発酵も緩やかに進む
「寒仕込み」の時期です。小さいお子さんとも一緒に作れる方法を紹介したいと思います。

 

 

必要な材料】(できあがり4㎏の「中辛」味噌)
・大豆…1キロ
・塩…400グラム 
・こうじ…1キロ
これだけです。至ってシンプル。

 

【必要な道具】
・塩(分量外)100グラム
・味噌樽(無ければフタのできるタッパー/ジップロックなどでもOK)
・厚手の透明ビニール袋2枚
・焼酎200ml
サランラップ
・ミンサー


【作り方】
①「1日目乾燥大豆をもどす」

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豆をボールなどに入れ、よく洗いましょう。
(はじけた豆や色むらのあるものなどをざっと取り除くとベスト)
豆の約3倍ほどの水に浸して1晩浸水させます。
※約8時間ほどの浸水が必要です。

 

②2日目「豆をゆでる」
大豆は水を吸って2-3倍にふくれています。
豆にかぶる位に水を入れ最初は強火で
煮立ったら弱火にして4-5時間煮ます。
煮汁はいつも豆にかぶる位に。
※豆は親指と小指で挟んでつぶれる位のやわらかさが必要。
※圧力鍋があると、20-30分で煮ることが出来ます。

 

③「容器の消毒」
豆をゆでている間に、容器の消毒をしましょう。
容器は熱湯消毒が好ましいですが、
難しい場合(タッパーやジップなど)
は焼酎をキッチンペーパーに含ませて拭くことで
ある程度消毒できます。

 

④「塩切り麹(こうじ)をつくる」

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ビニール袋に麹(こうじ)を入れ手でよくほぐし、
塩400グラムとよく混ぜ合わせます。
これを「塩切り麹(こうじ)」と言います。

 

⑤「仕込み」
煮えた大豆をざるにあげ、煮汁は分けておきます。
温かい内に透明のビニール袋に入れ、つぶします。
この時!お子さんの出番です!袋を二重にして、
レジャーシートを敷いた床に置き、足で踏み踏み!
※ミンサーもオススメ!
豆1キロ以上を仕込む場合は、ミンサーがオススメです↓

値段もお手頃なものがたくさん出ていますし、何よりムラ無く早い!
自家挽きしたミンチで手作り餃子なんかも作れます。
自家挽きミンチの餃子、これまた我が家の定番です。

 

⑥「味噌玉をつくる」
おおよそ豆がつぶれたら、煮汁を加えて耳たぶ位の固さにします。
混ぜ合わせた味噌を丸めて大人のこぶしほどの玉(味噌玉)を作り
容器に打ち付ける様につめていきます。
空気をぬくようにギュウギュウと詰めます。

 

⑦「フタをする」
詰め込んだら表面をならし、焼酎に浸したキッチンペーパーで
表面をぐるりと拭き、塩(分量外)100グラムを表面にまきます。
ラップで表面を覆い、隙間無くフタをします。

仕込みの年月日、材料分量を書いて
風通しがいい、温度変化の少ない場所に置いてできあがりです。

 

【仕込んだ後は…】
5月の連休あたりに一度見てみて、
カビが生えていたら取り除き焼酎で拭いておくと好いそうです。
が、我が家は7月まで放置しています。


7月には切り返しとしてバットに味噌を出し、詰めなおします。
これをすると発酵がムラ無く進むそうです。


9月には完成し、おいしい味噌になります。
おいしく感じたら冷蔵庫に保管し、発酵を止めます。

 

最後に必要な材料・道具のまとめ

①大豆

 

②麹(こうじ)

 

③味噌樽(みそだる)

 

④ミンサー