最新更新日:2018/3/15
披露宴や謝恩会の余興として友人一同で動画作成することになったけれど、どんな風に進めていけばいいのやら。。とお困りの方向けの記事です。
先日、次男が通う幼稚園の「謝恩会向け動画」を作成しました。あれこれ調べながら段取りし、関係者も大喜びの中、動画は無事に完成しました。今回は、動画作成にあたって私が行った段取りとノウハウをお話ししたいと思います。
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1.余興動画作成の経緯
毎年幼稚園の謝恩会では、先生と子供向けに母親たちからの余興が催されます。今年はなぜか「父親達からも何か余興をやれないか」とオファーがあり、なんか面白そうやん!と、軽い気持ちでやってみることになりました。
検討に集まったのは、幼稚園の球技教室の父親を中心とした13人。リーダー選出と余興内容(動画披露)はすぐに決まりました。ただ、誰が動画編集するの?は大役だけあって中々決まりません。
Aさん「ハシモってIT系の会社よね。パソコン強いからやれるっしょ」
ハシモ「いやいや、パソコンは使えるけど、動画編集やったことないよ(汗)」
みんな「パソコン使えるならいけるっしょ!」
ハシモ「…まぁ編集はなんとかなるかもだけど、編集前の構成とかどうしよう」
みんな「編集イメージと合わせて考えればいけるって」
ハシモ「え?編集と監督一緒?」
みんな「いけるって!」
ハシモ「……やってみようかな」(押しに弱い私)
ということで、父親総勢13人を率いての動画作成PJが始動しました。
2.撮影前の準備(企画)
最初に考えたポイントは2点です
誰向けか
何をするかに大きく関わります。今回は、先生と子供達の両方がターゲットにしました。
ウケをとるのか、真面目系でいくのか
動画のストーリーを考える中で重要です。父親達で相談した結果、真面目メインとし、
でもウケもわすれない、となりました。あとは、一人だとアイデアが煮詰まるので、
週一回の球技教室の時間で数回検討し、今回は「子供達が運動会でやったマーチングを父親達がやりきる」という方針で決定しました。
3.撮影前の準備(構成)
まずはたたき台として大まかなストーリーを考えました。
その後、構成を検討する主力メンバーを数名集めて動画に入れたい絵や、ストーリーの修正を行いました。(構成検討会の後はそれを肴に宴会も)
検討結果は一枚の紙にまとめて、皆が集まった時にこの方針でよいかを確認しました。
このおかげで、後になってどんでん返しが起こることもありませんでした。
↓作成した構成イメージです。
一方で、マーチングの要になる演奏は、父親たちの中で音楽に強い方に楽器別(幼稚園なので打楽器だけ)のお手本動画を作成してもらいました。
4.撮影前の準備(絵コンテ作成)
構成ができれば、いざ撮影!というわけにはいかず、どんなセリフや演技をつけるか、マーチングを撮るときの画角など細かな設定が必要になります。
自分の映像イメージを伝えるために、「絵コンテ」を作りました。
↓こんな感じです。漫画風の絵は妻にも協力してもらいました。
5.撮影前の準備(動画編集ソフトの使い勝手確認)
今回採用したのはFilmora(フィルモーラ)という有料ソフトです。採用理由は後で書くとして、なぜ使い勝手を先に確認したかを説明します。
私の場合、動画編集の素人だったので、実際に撮影した映像をどこまで加工可能なのかがわかりませんでした。絵コンテと並行して、Filmoraを使った簡単な動画を作ってみることで、頭で考えたイメージの実現性を見極めることができました。使い勝手確認時は、体験版で十分可能です。実際にやってみて、こりゃいける!と確信してから安心して購入に踏み切れました。
6.余興の撮影
絵コンテをみんなに読みこんでもらい、リハーサル・本番撮影を行いました。撮影を行うときの注意点は、2点です。
①演者にはとにかく声を張ってもらう
もちろん父親達は全員素人です。演技なんて数十年振りという人ばかりなので、声がなかなかでません。通常の3倍出してくださいと伝えて丁度良いくらいです。
②リハーサルや撮影の合間も撮影しておく
合間を撮影しておくと、メイキングシーンなんかをまとめて父親たちで楽しむことができます。とりあえずカメラを回しておくのがオススメです。
後で思いましたが、撮影の良し悪しは前準備がすべてです。絵コンテ抜きだと、最終イメージが合わない中で演技することになるので無駄な時間や、撮るべき絵が撮れないこともあったに違いありません。前準備、きっちりしといてよかった。うん。
7.動画編集
動画編集ソフトにはFilmora(フィルモーラ)を採用しました。あれこれ他の動画編集ソフトと比較しましたが、理由は主に3つです。
①初心者向けで抜群に使い勝手が良い
②他の動画編集ソフトと比べて安い(一回買えば、update無料の永久ライセンス!)
③パッと使えるカッコいいエフェクトが多い
直感的に編集できたので、とても使いやすかったです。使い方をネットで調べる事もほぼありませんでした。
おわりに
以上、動画作成の段取りでした。これから動画作成する方の参考になれば幸いです。
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