お家時間が増えた今年、美味しい調味料で食事を楽しまれているご家庭もあることと思います。我が家もおうちごはん、大好きなんです。
特に山椒!
焼き鳥、蒲焼き、味噌汁、麻婆豆腐、炒め物何でも美味しくなる魔法の…が、無い!詰め替えまで買ってたのに、ない!
辛抱たまらず、有馬まで買いに行きましたってお話です。
数年前に有馬温泉に出かけた時に試しに購入してどっぷりハマった香辛料がこれです。
川上商店山椒彩家さんの「有馬粉さんしょう」とにかく香りがよくて、一振りでぱああっと料理が華やかになる一品です。
有馬温泉は、金の湯銀の湯を含む温泉街の道路は山の斜面で道路幅員が狭いです。宿泊を伴わない立ち寄り湯や観光だけなら有馬川の下流、有馬親水公園から下流にあるコインパーキングや駐車場に止めて散策が正解です。
有馬川の南にある有馬温泉観光協会前を通り、山側に入ると金の湯があります。足湯もあるので、足だけでも使ってみると金の湯の泉質を味わえます。ちょっと鉄のにおいがして、銅色をした珍しい泉質です。
そのまま坂道が続きますが、これが有馬本街道(湯本坂)と呼ばれる道です。こちらの道沿いにある「川上商店山椒彩家」さん。
山椒色ののれんをくぐると、マスクの上からでも香る山椒の爽やかな香りに驚きます。店内の石臼で山椒を粉引いているから、柑橘のような香り満開です。
店内は香りだけでなく、もうそれは山椒愛にあふれています。山椒を粒ごと入れ、新鮮な香りが楽しめるミルや、山椒マヨネーズ、七味山椒、変わったとこでは山椒鍋のベースなど山椒つくし。
子どもが興味をひかれたのは「山椒ペン」山椒粉がペンに入っているので携帯できます。コレ持って学校の給食に彩りを加える?それはちょっと面白いな。
我が家は詰め替えの粉さんしょうを二袋購入しました。
焼き鳥にかけようかな、蒲焼きかな、湯豆腐かしらとわくわくしながら店をあとにしました。
あまり知られていませんが、山椒は柑橘類なんですね。時期になるとこどもが山椒の枝にいたアゲハチョウ(柑橘類にしか寄生しない)の幼虫を捕まえてくるので、調べたことがあるのです。
たしかに山椒の木は柚子やきんかんと同じようにトゲがありますし、爽やかな香りは柑橘系です。レモンや柚子と同じように料理に山椒、おすすめです。
山椒に含まれる山椒オールには、胃を丈夫にして腸の働きを整える作用があるそうです。また、大脳を刺激し、内臓の働きを活発化させる効果もあって、消化不良に効いたり、新陳代謝を活発にしたり、発汗作用もあって冷え症の改善にも良いとか。
以上、川上商店山椒彩家さんの「有馬粉さんしょう」のご紹介でした。
有馬温泉は六甲山登山後のお楽しみでもあります。前のレポも合わせてUPします。ご参考になれば~。