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手打ちうどんの実験。かたすぎるうどんにならないためにはどうするんだ?

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時間はかかるのですが、安くて美味しいお家で手打ちうどん

 

ステイホームしてからもう3回目です。

 

これまではなんとなーく日清バイオレット(薄力小麦粉)を利用していましたが、どうにも硬いんですよね。。コシというよりはただただ硬いんです。

 

釜揚げでそのままいただく分には歯ごたえもあって美味しいのですが、水でしめるとゴリッゴリになるので、冷やしは食べるのに根性が必要です(⌒-⌒; )

 

まぁ、それも手作りの味ですやん♫って思いもしましたが、逆に柔らかくするにはどうするんだろ…と、気になっていたんです。

 

ゴールデンウィークで時間もあるし、実験的にやってみるかってことで、余っていたバイオレットと、日清フラワー(薄力小麦粉)で比較検証してみることにしました。

 

はてさて、結果はいかに〜。

 

   

今回準備した日清さんの小麦粉はフラワーとバイオレットです。
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作り方や、分量はこちらの記事を参照下さい。

www.hashimo123camp.net

 

ただ、この記事から作り方を変えた部分があります。それは足踏みでうどんを鍛える工程です。この工程をやめてみました。

 

理由は強く鍛え過ぎてしまったのでは…との推測からです。

 

うどん屋さんではうどん玉を足踏みで伸ばしているのをよく見かけます。これにならって、僕も何回も足踏みでタネをこねていたのですが、これがやり過ぎだったのではないかと…。

 

お店のタネは最低でも1キロ以上(たぶん2、3キロ)は一気に仕込んでいると思います。そうなるとタネの量が多いので手でこねるにはかなりの力が必要です。だから足踏みでちょうど良いんだと思います。

 

一方、僕の場合は家族分だけなので、一タネ300g(2〜3人前)とコブシくらいの大きさです。このタネをうどん屋さんと同じように何度も足踏みで固めてしまっては、噛み過ぎたガムと同じでただ硬くなってしまっていたのではと…(あくまで推察なので根拠はありませんw)

 

というわけで、今回はうどんが一つにまとまったら20回を目安に手でこねてみました。下の写真はこねた後の寝かし中のものです。

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寝かしてもみ返してから麺棒で伸ばします。だいぶ慣れてきました。
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大きめの鍋で茹でていきます。うどんの側面がくっつきやすいので、バラバラ振るうようにお湯の中に落とすと一本づつちゃんと茹で上がりますよ。
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12分ほど茹でて、水でシメたら出来上がりです。こちらはフラワーです。
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こちらはバイオレットです。見た目はほぼ一緒ですね。強いて言うならフラワーの方が黄色味がかかっている位です。
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麺つゆにつけて頂きます。軍配は…

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フラワーの勝ち!

 

バイオレットと比べてフラワーはかなり柔らかく、それでもコシは残っていて丁度いい仕上がりになりました。
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子供達の食いつきも良く、これは美味しい!とあっという間に売り切れごめんになりました。

 

バイオレットはというと、前回よりは柔らかく仕上がりましたが、それでも剛麺な仕上がりでした。煮込みに使って丁度いいくらいだろうなと思います。

 

うどんは材料がシンプルなので、材料の違いが大きく食感に作用するんですね。当たり前ながら身を持って体感しました。

 

今回のまとめ(かたすぎないうどんを作る)です。

・小麦粉はバイオレットよりもフラワーで。

・300gくらいなら、踏み固めずに手ごねだけで。

 

次回は王道の中力粉や、うどん用の小麦粉で打ってみたいと思います。どんなコシになるんだろ( ´ ▽ ` )